2005年08月24日

護憲派は矛盾しているのではないか

 日本国憲法には、憲法を改正するための手続きが条項として記載されている。(第9章96条)

 護憲派、というのは、憲法は変えないほうがいい、という主張をする人たちだと思う。そして、護憲派が護るべきと考えている憲法には、憲法改正の手続きが載っているわけだ。ということは、憲法を護るために、96条を改正して、憲法を改正できないようにしなければならない。
 仮に護憲派が、憲法改正には反対だが憲法改正の手続き(96条)は残しておくべきだと主張するとしよう。その場合には、その手続きに則って憲法が改正されることに護憲派は文句は言えない。だが、世の護憲派は、96条の手続きに則ろうが則るまいが、憲法は護られるべきであると主張しているように見受けられる。例えば憲法9条は何としても護るべきだ、という主張に従えば、96条は当然改正されなければならない。

 ところが、96条の改正を受け入れることは護憲ではない。護憲のためには改正が必要である。これは所謂「クレタ人のパラドクス*」である。


*「全てのクレタ人はウソツキである」とクレタ人が言った。さて、クレタ人はウソツキか?
posted by しろ at 01:09| Comment(15) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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